2021年 05月 18日
もの忘れ防止 |
忘れ物は誰でもするものです。
年をとると共に忘れやすくなるということもあるでしょう。
防止する方法はないのでしょうか。
自動車の免許を保持している方は思いだしてください。
教習所で習うミラー、ミラー、目視です。
右折、または左折する際に、指示器で合図を出しながら、周囲に危険がないか確認する際の手順で、試験の際、これを実行しているかは教官のチェック事項の一つになります。
まずはルームミラーで後続車や自転車などの接近具合を見て、続いてサイドミラーですぐそばに直進している車両等かがいないか、さらに目視でミラーの死角に歩行者がいないかなども確認し、ハンドルを切るわけです。
・・・雨の追分用水なので周囲には誰もいませんが。
同じように家や職場、車、店などを出る際、持ち物をチェックするのです。
スマホ、財布、鍵、メガネなど手順を決めて確認。常にこれを行う習慣をつけていれば忘れ物の防止効果があります。
免許講習のメソッドもあながちあなどれないというわけです。
一般に記憶とは整理術なのだと思います。
つまりはタグをつけて関連付けしまいこむわけです。
また、常識とは反して加齢によって一律に衰えるものでもないようです。筋肉のトレーニングと同じように、訓練を続ければ保持できるそうです。
ポイントとして
覚えたいことは繰り返すこと
情動と結びついた記憶は残りやすい
メモ・ノート・・・手を動かすことで海馬を活性化する。また、見返すことで定着を促進
睡眠を十分にとること・・・記憶を司る海馬が寝ている間に情報整理し記憶を定着させるから
→とにかく諦めないことが肝要です。
加齢によって脳の機能が低下することは避けられない面がありますが、衰えるのは記憶力ではなく記憶しようという意思だと言うことです。
記憶力の鍛錬で集中力も上がり、結果として自分に自信が持て、前向きとなるなど多面的によい効果もあるようですね。
わたしの場合は子供の頃からノートに「書く」「まとめる」という動作が記憶の方法です。
ただ習ったことを写すのではなく、自分なりに情報を整理して、時には図を作り全体像を把握、その中でそれぞれのファクターを位置付けていく。ものごとを理解すること、価値づけることともつながります。
この部分はデジタル化できません。
ページを繰りながら全体像を見直したりするので手書きのノートが必須です。
人それぞれ異なると思いますが、こうした自分なりの「方法」を編み出すことが重要なのだと思います。
by santalum389
| 2021-05-18 11:54
| 思索
|
Comments(0)